図書館、臨時休館するってよ
こんにちは。コロナの影響で仕事が2週間休みになった文月みつかです。
仕事柄、仕方のないことではあるのですが……あとでしわ寄せが来るのがちょっと怖いです。
というわけで、ふってわいたお休みを有効活用しようといろいろ画策しているところです。もう3日も経っちゃったけどね! 休日ってあっという間に過ぎていきますね。やりたいことは山のようにあるんですけどね。ぼーっとしすぎなのよね。
ともあれ、本はいっぱい読んでおこうと思ったんですよ。一昨日が返却日で、図書館へレッツゴー!と息巻いていたんですが……コロナの影響で休館になってました。うん、そりゃそうか。
いいんですけどね。どうせ、前回借りた本もけっこう読み残してるので。うちの地域ではひとりMAX5冊を2週間借りられるんですけど、ぜったいに読み切れないとわかっていても5冊借りないと気が済まないんですねぇ。自分でもあさましいと思うのですが。
ちなみに今借りている本は
- 『首折り男のための協奏曲』(伊坂幸太郎)
- 『わたしは哺乳類です』(リアム・ドリュー)
- 『おかんメール Final』(おかんメール製作委員会)
他2冊です。『首折り男』は短編連作で、3話目の「僕の舟」がハートフルで気に入りました。物騒なタイトルだけに意外でした。『わたしは哺乳類です』はまた別の機会に取りあげたいと思います。今回は、『おかんメール』について語ります。
おかんメールとは・・・おかんから送られてくるメールです(そのまんま)
全国のおかんたちのおもしろメールが、ここに集結!
おかんの愛情、叱咤、気遣い、強引、不条理、勘違い、曲解、そして誤変換や誤字から生まれるスリルとサスペンスと笑いが、たっぷり詰まっています。
人気シリーズで8作も出版されており、累計45万部だそうです。メディアでもちょいちょい取り上げられていたそうですが、まったく知りませんでした。
で、まちがっていきなりFinalを借りてしまいました。1巻だと思ったらうっすらと『Final』って書いてあったんですよ。別にどこから読み始めても問題はないですが、シリーズものを途中から読み始めてしまったときって、かなりショックを受けます。(何度もやらかしている)
話を戻します。私は5冊を2週間では読み切れないので、こういう文字数少なめな本を1,2冊は入れるようにしているのですが、骨休めに借りたと思ったら大間違いでした。夢中になって読んで、おおいに笑かしてもらいましたよ。
私のイチオシのおかんメールは、「がんばる母さん」です。
「おかん、氷はあるかい?」
「あるよひいるもあるよ」
「ひいる…。ビールね。」
「そうてす」
がんばって文字を打つおかんを思い浮かべると、あったかい気持ちになります。濁点抜けたり、伸ばす記号が抜けたりするのは、あるあるですね。
それでですね、私も探してみたんですよ、おかんメール。うちの母親の。
こっそり紹介しちゃいます。
スーパーで買い物していたらしい母からのメールです。
アルホート板チョコ70円欲しいかな
うーん、惜しい。突っこめなくてふつうに「1個ください」って返しました。
あと、数字9ケタの謎の暗号みたいなメールもありました。どうやら忘れないようにメモをしたかったらしい。なぜか私に送信してしまうところが、おかんメールだなあ。
なるほど、うちのおかん一人でも出てくるのだから、何冊もシリーズが出せちゃうのも納得です。世の中には人知れない無数のおかんメールがあることでしょう。
ぜひ、前作も読んでみたいです。
以上、『おかんメール Final』の紹介でした。
元気を出したい人におすすめです。